記事一覧

アトピーさんの舞台メイク

まぁ、突然ですが、
いつかここで書こう書こうと思いながら、
なかなか書けないでいたので、少しずつ。


基本的に私は、美容に関すること、特にお肌に関することって、
宗教みたいなもんだと思っています。

いろんな人が、いろんな信じることがあって、
そしてもちろん効果を感じるからそれを信じるようになるわけで、
だけどそれが万人に通用するものではないということを
忘れてはいけないなと思うのです。

アレルギーって、
「これで治った!」とかいう宣伝文句は聞き飽きたし、
だけどほんとに治った人もいるのだろうし、
実際に何かひとつの実践で治った人の話も直接聞いたことあるし、
だけどそれが万人に合う訳ではない。
その人がたまたま、それが合ってたっていうだけのこと。
そう思っています。
だから自分に合う方法を、人生の中で、たったひとつ、
見つけることができれば、それは本当に幸せなことだと思います。

なんか、悲観的なことを書いているような気がするけど、
別にそういうことではないんだけど。

これ書き出すと、なんだかいつもより文字を打つの早いです。。。
書きたい訳じゃないのだけど。

一冊は本書けるだろうなとは、前々から思ってました。
でも年月とともに忘れていく。
それはとってもすてきなことで、幸せなこと。
私はもう重症のアトピーさんではないから。

そのへんは置いときまして、。。。

私のスキンケアも宗教みたいなもんです。
昔、半分廃人のようだった時は、
高い化粧品を信じている時もありました。
お薬に頼らないと決めて自然治癒力を信じてがんばった時、
(お勧めできません、これは。)
高い化粧品の効果効能を信じて、がんばって1万円ほどの美容液を愛用してました。

今はもうそのへん、全く使っていません。


お薬を抜いてがんばった時に、
専門書っぽいものなど含め、いろんな本を通販で取り寄せたりして読みました。
(あんまり外に出られなかったので)

その中で、バイブルと思った本が一冊。
それが、
素肌美人になる方法―私たちの肌はたまごのカラ!? (学陽文庫) [文庫]
小沢 王春 (著), 生活クラブ連合会 (編集)

どうやらもう今は売ってないようです。
小さな小さな文庫本に、付箋をいっぱい貼りました。

誰かに貸したりもしたし、
もうどこにあるのかもよくわからない。

でもそこに書いてあったメイク落としの方法は、
いまだに宗教のように信じて実践しているし、
そこに書かれてあった、お肌と化粧品(お肌に触れるもの)との関係も
いまだに信じています。


基本的には、
効能を謳った化粧品に頼るよりも、
食事に気をつけて、運動をして、健康を保つことで、
美容も保たれるという考え方です。

皮膚は、細胞が死んだものが重なって角質になって剥がれ落ちていくもので、
基本的には(無理矢理浸透させない限り)効能の成分も吸収されない、という考え方。

剥がれ落ちた皮膚の死骸が、ほこりやらふけやらになる。
それは普通のことなのだけど、
正常なサイクルでない人は、
いっぱい剥がれ落ち過ぎたりすのですね。

正常な人は、死骸の層が肌の表面にそこそこあって、
それがバリアになり、身体を外敵から守っている。

まあでもそれは私の宗教。
医学を知っている訳でも、科学を知っている訳でもないので。


私の舞台メイクは、
メイク落としにこだわっています。
というか、むしろメイク落としがすべてだと思っています。

いちばん良くないのは、「ふきとりシート」
あれは単純に摩擦でお肌を傷つけ、さらに強い界面活性剤でバリアを壊します。

でも、とくに小劇場で小屋を借りてやっていたりすると、
退出時刻が迫って来るので、
素早く落とせる拭き取りシートを使う人、すごく多いのですね。

だから、舞台メイクをするとお肌が荒れる、
ということを言う人が多いのかな、と思います。

でも、とってもメジャーな、三善のドーランは、
成分をみるとほとんどが油分なんですね。
確かに科学的な、何号みたいな色素は入っていても、
油分だけなら、お肌のバリアを壊して浸透することはありません。

水と油を混ぜる乳化剤、界面活性剤がたくさん入っていれば、
赤色何号とか以上に、
その方が肌のバリアを壊して、不要なものが肌に浸透していく。
(日常に皆さんが使っているファンデーションの方が
合成界面活性剤がたくさん入っています。)

きっと、日常的に濃いメイクをする舞台人のために、
毎日使っても負担にならないように作られて来た歴史があるのでは
ないでしょうか。

ちなみに、お手軽にメイクを落とせる、
拭き取りシートや、洗い流せるメイク落としには
強い界面活性剤が入っています。


「素肌美人・・・」に書かれていて、
私がいまだに実践しているメイク落としの方法は、
昔ながらのコールドクリームによる拭き取りのメイク落とし。

要はオイルクレンジングなのだけど、
今よくある、水流しのできるオイルクレンジングではありません。

油分でマッサージをしながらメイクを浮かせていって、
まずは濡れタオルで拭き取ります。

油分を拭き取った後、
普通に石けんを泡立ててやさしく洗い流します。
それだけ。
(石けんは合成界面活性剤が入っていないもの)


肌が敏感な私でも、
その方法でぴりぴりすることはありません。


本には、ぬるま湯で温めた濡れタオルの方がいいと
書かれていたのを覚えているけど、
さすがに現場ではできません。。。

さらに、普通の濡れタオルで、あのドーランの油分を拭き取っていると
すぐにタオルがねたねたで駄目になるので、
「スポンジタオル」というものを使っています。

乾くとかぴかぴに固まるけど、
水で戻すと柔らかくなって、何度でも使えるし、
油汚れを落とすのも簡単です。
いろんなメーカーから出ているはず。

私は、現場では水で戻す時間がないので、
最近は家でぬるま湯で柔らかく戻しておいて、
(水より早く戻るので。)
透明ビニール袋に入れて持っていきます。
一日くらいなら全然それで、柔らかいまますぐ使えます。

(その方法に気づかなかった時は、
小さなボウルみたいなのを持って行って、
終演の一時間くらい前から鏡前で水に浸していたのだけど、
ちょっと我ながら異様な光景でした。)

拭き取りの時に、コットンやティッシュを使ってしまうと、
肌を傷つけてしまうので良くないようです。


私の愛用コールドクリームは
三善の「クリンシングクリーム」
成分は、ミネラルオイル、セレシン、ワセリンのみ。
(昔のタイプのポンズも、拭き取り用のコールドクリームです。
新しいタイプのは、洗い流し用になっています。)

これは化粧下地にも使えるので、
洗顔後、うすーく塗って、衣装や髪の毛やったりしながら乾かして、
それからドーランとかフェイスケーキを塗ります。

肌の調子の悪い時は、油分の多いドーランのみ。
ちょっといけそう、って時は、
フェイスケーキを水で溶いて刷毛で塗ります。

調子の悪い時はフェイスケーキだとむらになって、
皺みたいにスジができちゃうので。。。
塗り方にも少しコツがありますが。

(もちろん舞台の大きさや周りとのバランスによっても
何をつけるかは変わります。)

で、メイクを落とす時は上に書いたやり方で。
この方法で、肌の調子の悪い時の一ヶ月公演も
毎日最後まで乗り切れたので、それが自信になりました。

ただしこれはあくまでも私の方法です♪
ご参考になるでしょうか?。。。

小沢さんの本、探してみました↓


メーカーにだまされない!化粧品毒性判定事典 (危険警告Books) 小沢 王春(単行本 - 2001/6)
とかも持ってて(今本棚から見つけた♪)、
昔、一時期いろんなものの成分を調べているうちに、
化学物質の名前がだいたいわかるようになりました。
何が合成界面活性剤なのか、石油系合成ポリマーなのか、だいたいは。
今は全成分表示が当たり前になったので、いいですね。

(ちなみに、私は、この著者の小沢さんの名前で販売している化粧品にはあまり興味がなく、
手肌を洗剤などからガードするクリームなど買ったことはあるけど、
今は全く買ってないし、使っていません。高いし。


関連記事
スポンサーサイト

コメント

なるほど、参考になります(・_・;)
あ、先日オリゴ党さんの公演にいらっしゃってませんでしたか?
ご挨拶ぐらいと思ったのですが、まさかの公演後に見失いまして…
すみません(>_<)

いましたよ~

参考になると言ってもらえるとうれしいですv-398

そうだったんですね~。
気づきませんでしたv-356
オリゴらしくって、とても良かったですね♪

こんにちは

はじめましてこんにちは。とても参考になりました。今度、息子の初舞台があり舞台化粧をします。私自身アトピーがあり、短時間で化粧をおとすのに、なるべく肌に負担がないように、どうしたらよいかと思っておりました(周りの方はポンズを使っているようです)。三善のクリシングクリームだけで、舞台化粧(ドーラン?)はおとせますでしょうか?。恐らく洗い流しはできないと思います。落とした後にまた出番があります。私(母)は舞台経験もなく、わからないことがたくさんです(^_^;)。お忙しいとは思いますが、どうぞお体大切になさって下さい。いつかかなえさんの舞台を見に行きたいです♪。


Re: こんにちは

ちかこさん、はじめましv-356て。
初舞台、おめでとうございますv-398!!
コメントありがとうございます。
少しでも参考になればうれしいです。
普段のメイクにも、コールドクリームの拭き取りメイク落としはお勧めですよ!!
(ポンズは二種類ありますから、拭き取りタイプを選んでくださいね)
私は普段は石鹸で落ちるメイクしかしないので、石けん洗顔だけでずぼらしてますが、
舞台の本番中、コールドクリームでメイク落としをしている時の方が、
マッサージ効果があるせいか、お肌の調子がいいくらいですv-356v-398

息子さんのメイクはお母様がされるのですか?
ちょっとこの情報だけでは状況がわからないのですが。。。
まず、クリンシングクリームでマッサージして拭き取っただけでは
油分のぬるぬるが残って、完全にはメイクを落とせません。
拭き取ったあと、石けん洗顔をして洗い流さなければいけません。
劇場には普通、楽屋や洗面所、トイレなど水を使えるところがあります。

メイク替えの程度にもよります。
例えば、白塗りで出演して、その後に普通の肌の色で出る、
くらい大幅なメイク替えがあるなら、完全に落として下地から塗り直した方がいいと思いますが、
その場合はそれができる時間が設定されているはずです。
初舞台ならなおのこと、多めに時間を取ってくれているはずです。

肌の色全体などではなく、ポイントの変更なら、
最初の出番のあと、ポイントだけクリンシングクリームを塗って、拭き取って、
とれた部分のドーランを上から塗って、新たなポイントメイクをすればいいと思います。

これくらいしか今の段階では言えませんが、お役に立てたでしょうか?
私も、アトピーに負けず、次の舞台もがんばります♪

お忙しいところ、ご丁寧に教えていただきありがとうございましたm(__)m。
化粧(白塗りです)はプロの方がやってくださるそうです。が、おとすのは付き添い(母)だそうで…(^_^;)。水道も使えるかどうか確認してみます!。クリシングクリーム、購入してみますね!。舞台、名古屋から応援していま~す♪。

Re: タイトルなし

名古屋にいらっしゃるんですね!
ありがとうございますv-398そう言っていただけるとほんとうれしいです♪
白塗りということは、きっと大きな本格的な舞台ですね。
プロの方にもいろいろ教えてもらえるといいですね。
こちらからも応援していますv-352
ぜひまたご報告くださいv-411!!

コメントの投稿

非公開コメント

辻野加奈恵 出演情報

●マキコミシアター第5弾
『イキナリ防衛軍』

【日時】
2017年4月
14日(金)19:00〜
15日(土)13:00〜 / 16:00〜 / 19:00〜
16日(日)13:00〜 / 16:00〜 / 19:00〜
【料金】
前売(Web) 3,000円 / 当日 3,500円
(ドリンク付)
【会場】
自由表現空間 シアターカフェNyan
【チケット】
http://makikomi.net/
【詳細】
http://yachaika.blog69.fc2.com/blog-entry-820.html

おすすめ

『日々丹精』内検索

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

月別アーカイブ

メッセージ

名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

プロフィール

かなえ

辻野加奈恵です。
大阪でお芝居をしています。
【→more】2012.10 更新