記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

劇団千年王国「贋作者」

劇団千年王國十周年記念ツアー
「贋作者 (がんさくもん)」
2010年1月30日(土)~ 2月1日(月)
@in→dependent theatre 2nd 

ちょっと最近は、このブログよりも
劇団ぎぶあっぷのブログの方をたくさん書いている。。。。
HPもちょこちょこ毎晩触ってしまうし。
ま、いっか。

久しぶりに、自分とこに書こう


劇場プロデューサーの相内さんに、
とっても熱いメールをもらい、
そこまで勧められて観に行かないわけにはいかないと、
日曜の稽古終わりに足を運んだ。

おもしろかった。
久しぶりにアンケートを書いた。

エンタメ的な要素もあるけど厭味がない。
ダンスも殺陣もないけど、見せ方、絶妙なテンポ、
空気の作り方がうまい。

舞台の使い方、転換がお洒落。 美術もいい。
ブル転しながら、転換中も役者が遊んで何かをみせてくれる。
後半は完全暗転の中で、大きなパネルをどうやって転換してるのだろう。

ざっくりとした印象は
何年も前に観た蜷川の感じと少し似てる気がする。

10周年と言っていたけど、
若さのある、熱い芝居だった。

後から思い出せば思い出すほど
物語がとてもよくできている。

有名な絵の贋作を描いて売り飛ばす、廓住まいの主人公ガンジロウと、
狩野の流派を次ぐ嫡男である兄の清一郎との対比がすごくよい。

序盤、ガンジロウが北斎の贋絵を描く時に、
北斎が俺の筆を動かしているのか俺が北斎の筆を握っているのか
みたいな感じで、作者と融合していく様子が美しく描かれた上で、

後半、死んでいった兄の精神と重なって、
兄の贋作を描くシーン。
伝統を重んじて描きたい絵も描かなかった兄の、
死ぬ前に本当に描きたかったものを、贋作者の弟が描く。

心地よい空気のもっていきかたに
意味なく高揚して涙がながれた。
こういう感覚はとても好き。

それでいて、根っからの贋作者のガンジロウが
焦がれてやまなかったのは本物。
彼が生まれて初めて描いた絵は兄の絵の真似だった。
自分で絵を描きたいと思うより前に、兄の描く絵が描きたかった。
本物であった兄への強い憧れが見えるからこそ
この単純な物語が深く心に響く。
そして本物の絵だけでなく、本物の母。

だけどそんな想いを持ちながら、
彼は贋作者であることを貫く。
仲間の存在も大きい。

遊女のよしのももちろん、
贋作を記事にしようとする新人女性記者や、
裏で贋作を売買する画商の令嬢、
母親、どの人物も物語を動かし、
それぞれが役割を担っていて、
やっぱりとてもよくできている。



関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

辻野加奈恵 出演情報

●マキコミシアター第5弾
『イキナリ防衛軍』

【日時】
2017年4月
14日(金)19:00〜
15日(土)13:00〜 / 16:00〜 / 19:00〜
16日(日)13:00〜 / 16:00〜 / 19:00〜
【料金】
前売(Web) 3,000円 / 当日 3,500円
(ドリンク付)
【会場】
自由表現空間 シアターカフェNyan
【チケット】
http://makikomi.net/
【詳細】
http://yachaika.blog69.fc2.com/blog-entry-820.html

おすすめ

『日々丹精』内検索

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

メッセージ

名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

プロフィール

かなえ

辻野加奈恵です。
大阪でお芝居をしています。
【→more】2012.10 更新

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。